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金崎内科医院

〒362-0812 埼玉県北足立郡伊奈町内宿台3-40

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院内報2020年11月1日号を掲載しました

寒くはなってきましたが、秋も深まりいい季節になってきました。少しずつ、確実に日常は戻ってきているようにも思います。11月もどうか平穏な日々が続きますように。

<かぜ情報>

小児を中心に確実に風邪で受診される方が増えています。もちろん新型コロナではないようです。他の特定の感染症の流行はないようです。春から夏にかけては風邪すらも全く流行っていなかったので、今はやはり日常が戻ってきたと実感される状況です。今後はやはりインフルエンザと感染性胃腸炎がどのように流行してくるか、というところが気になるところです。当院でも下記のように発熱された患者様の診察は別室にて時間指定、感染拡大防御策をとったうえで実施します。お時間やお手間をとらせてしまいますがご理解の程、よろしくお願いいたします。

<当院での新型コロナウイルス感染対策の取り組みについて>

新型コロナウイルスの院内での感染防止のため、以下のような体制をとらせていただいております。
まず、発熱や息苦しさ、味覚嗅覚などの異常がみられた場合には院内に入る前に受付に外からお電話をしていただきます。準備ができましたら隔離室にご案内いたしますがそれまでは車内にて待機していただきます。自動車はなるべく奥の駐車場にとめていただくようにお願いいたします。隔離室にご案内する際にも通常の正面玄関ではなく別の通用口から入っていただくようにご案内いたします。尚、症状によっては車内で診察させていただく場合もあります。また、車での来院ではない場合にはなるべく速やかに別室に誘導いたします。受診の予約ですが、発熱などの症状がある場合にはネット予約は使わず、直接当院にお電話いただくようにお願いいたします。他の患者様と接触が少ない時間をご案内いたします(午前は11:00台、午後は16:00台)。
特に症状がなく定期受診で来院された際も受け付けの手前に設置してあるアルコール消毒液で手の消毒をお願いすると同時に非接触型体温計にて体温をチェックさせていただきます。
院内は定期的な消毒と換気を行います。職員の毎朝の検温を実施いたします。

<ホームページで当院の混雑状況確認ができるようになりました>

待合室での密を避けるため、ホームページにて当院の待合室にいらっしゃるおおよその人数がリアルタイムで確認できるようにしました。また、予約なしで受診される場合のおおよその待ち時間も表示しています。どうしても予約なしで受診されるという場合には、受診前にチェックしていただくことをお勧めします。

<糖尿病コーナー>

果物のおいしい季節になりました。最近は果物の生産者の努力と流通の進歩で一年中おいしい果物が食べられるようになりましたが、「食欲の秋」と相まって秋は特に果物がおいしく感じられる季節ではないでしょうか。今の時期ですとやはり柿が主役、もう少し立つとリンゴやミカンでしょうか。ところで果物が糖尿病にどのような影響を与えるかは案外知られていないようです。まず、果物のいいとところとして、私たちに必要なビタミンやミネラル、そして食物繊維を豊富に含みます。ミカンなど柑橘類にはビタミンCを多く含むことはよく知られているでしょう。ミネラルのうち例えばカリウムが多く含まれますが、ある程度のカリウムは摂取が必要です(腎臓の働きが低下している場合は摂取はむしろ控えなければいけません)。食物繊維は便秘にも効果的ですし、食べ物の消化や吸収を遅くしてくれる効果もあります。以上のように果物は健康にいい、というイメージをもたれている方も多いと思います。ただし、やはり摂りすぎには注意が必要です。果物は実際には甘いことからもわかるように多くの糖分を含みます。特に糖分のうち果糖(フルクトース)を多く含みます。果糖は血糖値として測定されるブドウ糖(グルコース)とは違って、理論上は直接すぐには血糖にはならないと言われています。とは言ってもやはり同じ糖類ですのでカロリーはありますし、肝臓で代謝されて脂肪として蓄積されたりしますので摂りすぎは肥満の原因にもなってしまいます。また、血糖を上げないために炭水化物(糖質)の量を控える方法(カーボカウント)でもその量はきちんとコントロールされるべき対象になっています。では、それぞれの果物のどのくらいの糖質が含まれるのでしょうか?まず、基準としてご飯茶碗1杯の糖質量は大体50g程度です。コンビニのおにぎり1個は約40gです。これらを基準に比較してみましょう。まず、柿ですが1個につき約30gです。リンゴは1個で約40gあります。つまりリンゴ1個でご飯軽く1杯分、またはコンビニおにぎり1個分になってしまいます。食後にリンゴ1個食べてしまうのとご飯をもう1杯おかわりしたくらいの糖質量になってしまうのです。ですから、リンゴは1回に半分くらいにしておいた方がいいでしょう。「リンゴは半分まで」。これは覚えておいていただきたいです。柿もリンゴほどではないですが糖質を多く含む果物になります。最近の柿はおいしいですよね。自宅に庭で柿がとれればタダです。どうかご注意を。ちなみにバナナ1本も柿1個とほぼ同じくらいになります。一方、ミカンは4つでリンゴ1個と同じくらい、つまり1個ではリンゴの1/4くらいの糖質量になります。イチゴは5個でみかん1個分くらいです。リンゴ1個食べるよりはミカン4つ食べる方が満腹感が得られるかもしれません(あくまでも主観ですが)。手間はかかりますが種類を増やしてなんとか全体の摂取量を抑える工夫もお勧めです。

院長の日記

新型コロナウイルス感染症の流行で開催が遅れたプロスポーツのシーズンももうすぐ終わりです。開催すら危ぶまれた時期もありましので、よくここまで来れたな、と思います。プロ野球も両リーグともペナントレースの優勝が決まりました。我が西武ライオンズの連覇はなりませんでした。それどころかシーズン中盤はガタガタで連敗はするわ、一時は5位に沈むはで絶望的な状況でした。それもそのはず、本来打撃が強いチームなのにその看板である、山川、森が絶不調、おまけに昨年から秋山が大リーグに行ってしまってはどうにもならないでしょう。とはいってもシーズン終盤は2位争いができるくらいに盛り返しました。投手陣がなんとか踏ん張っているのとあとは辻監督の采配のおかげでしょう。とにかく、西武ほど戦力流出が多いチームはないと思います。最近では、ピッチャーで涌井、岸、菊地、バッターで浅村、秋山、といったところでしょうか。今は大リーグ志向が高いようなので超一流の選手が海外に行ってしまうのは各球団とも仕方ないと思います。しかし前述の選手のうち、岸、涌井、浅村は同じパ・リーグの別の球団に行って大活躍しています。損失が倍になってしまいます(こちらがマイナスで相手チームがプラスなので)。涌井あたりは西武の首脳陣と揉めたと聞いていますが浅村はなんとか残って欲しかったです。対照的に、今年ぶっちぎりの優勝のソフトバンクはうまくやっていると思います。柳田あたりはFAまで待たずポスティングで大リーグに行って欲しいくらいです。柳田はとにかくいいバッターで西武もいつも痛い目にあうので私は顔も見たくないくらいです。早く大リーグに行ってくれないかなと毎年思っています。ちなみに今年のオフでは西武の抑えの守護神、増田にFAの資格が発生するとか。いつも次の年は戦力ダウンという状況で強気の予想ができません。辻監督はよくやってくれていると思います。来年は世の中が落ち着いたら所沢まで応援に行こうと思っています。でも負けるのは見たくないのでちょっとズルしてソフトバンク戦は避けて、楽天かロッテ戦あたりで(これでは本当のファンとは言えないかもしれません)。