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2018年5月1日号

2018年5月1日号

早く春が来たな、と思ったらもう今年は暑い日が多くなる予感が・・・。うまくいかないものです。

ところで半年前くらいまではもしかしたら戦争?などと危惧されていたのが、事態が一変しました。いい方に向かっているので、まずはやれやれといったところですがこのあまりにも急な態度の変化には何があったのでしょうか。むしろ何を考えているのか余計わからなくなり不気味です。

 

<かぜ情報>

新学期、新年度が始まり、少しかぜが増えています。特に幼稚園や保育園に入園したばかりのお子様が繰り返し風邪をひいているようなケースが散見されます。

花粉症はようやくピークは過ぎたようですが、ヒノキやイネ科に反応しやすい体質の場合はまだしばらく続きそうです。今年はスギが多かったのですが、ヒノキも多いようです。

 

<院長休診のお知らせ>

525日(金)の院長の診療は学会出張のため休診となります。前院長が代診いたします。

 

<糖尿病教室のお知らせ>

623日(土)17:00から糖尿病教室を開催します。

今回のテーマは災害時の対応についてです。奮ってご参加ください。

 

<糖尿病コーナー>

前回は「カーボカウント」についてご紹介しました。カーボカウントは炭水化物の数量を把握し、1日の決められた量を越えないようにうまく摂取するという考え方です。1型糖尿病患者さんなどインスリンが絶対的に必要になっている場合には、予め今から摂取する食事の炭水化物量を評価し、その量によってインスリンをうつ量を決める「応用カーボカウント」という方法があります。しかしこれはとても高度なもので一部の患者さん向けですのでここではご紹介しません。今回はもっと基本となる「食品交換表」について簡単にお話しします。食品交換表はわが国の糖尿病の食事療法の基本となるものとして長年にわたり推奨されてきました。かつては教育入院した患者さんは必ずこの方法による食事療法を実践するように指導されました。いまでも食品交換表は改訂を重ねており決して昔のものになっているわけではありませんが、実際に指導の場で使われることは減っています。なぜ減っているかは後述するとして、やはりこれはとてもよくできた素晴らしいものですのでまずは概略だけでも説明させていただきます。食品交換表はまず、食べものや6つの食品「表」と調味料に分類します。例えば、炭水化物をおもな成分とするもの、例えばご飯やパンや麺類は「表1」に分類されます。同じように果物は「表2」、お肉屋や魚、豆類など蛋白質を主な成分とするものは「表3」、乳製品などは「表4」、油を多く含むものは「表5」、そして野菜や海藻は「表6」となります。さらに、摂取するカロリー量を簡単に計算するために、80キロカロリーを「1単位」とします。各表には1単位の食事がどのくらいのものなか記載されています。例えば表1ではごはん50g、つまり小さいお茶碗の半分くらいが1単位と書かれています。つまり食品交換表とはすべての食事をカロリー量で示す「単位」に交換するものなのです。具体的な使用方法ですがまず一日の摂取カロリーを決めます。活動量、身長、ダイエットの必要性などを考慮して決められますが、ここでは仮に1600キロカロリーとしていみます。食品交換表では80キロカロリーが1単位なので1日20単位となります。単位が決まったらどの表に単位を割り振るか決めます。大雑把にいって主食となる表1に半分を割り当てると表1110単位を割りあてます。次に肉や魚など主菜となる蛋白質の多い「表3」さらにその半分5単位前後となり、残りを表2、4、5、6で割りあてます。ちなみに脂肪の多い表5は主に調味油について記載されています。単位の割り当てが決まったらさらにそれを朝昼夕の3食に3等分します。「交換」の意味はもう一つあり、同じ表のなかでは食品を交換できます。例えばごはんお茶碗軽く1杯と食パン6枚切り(表12単位同士)といった感じです。このようして出来上がった献立は栄養バランスが良く、また品数が多くなり「理想的」な食事となるのです。実際に食品交換表に乗っているサンプルの食事の写真を見るとほんとうにおいしそうです。こんな食事が毎日3食摂れたらそれだけで幸せかもしれません。しかし、ここまで読んで感じたと思われますが、この方法を実際に実践するは大変だと思います。夫婦共働きの世帯で仕事に追われて忙しいときにいったい誰が作るのか、仮に専業主婦だとしても毎日これを続けるのをすべての人に求めるは無理なことでしょう(多少の慣れは出てくるようですが)。そこがあまり使われなくなった理由でしょう。しかし、あくまでも理想でも知っておいて悪いことはないと思います。冒頭にわが国だけで推奨されていると書きましたが、これは和食の文化を背景にしたものであることは間違いありません。和食が世界無形文化財に登録されましたが、栄養学的に推奨されるだけでなく、文化的な食事は心まで豊にするのだと思います。

 

<院長の日記>

年をとるにしたがって時間が経つのが早く感じるのは誰もが経験することでしょう。それとは別に、ある程度長い時間が経ってみてどのくらい環境や自分の考えかたが変わったかというのはある程度自分の暮らしている社会情勢によって違ってくるのではないでしょうか。例えば30年たってどれだけ暮らしが変わったでしょうか。30年前というと私はちょうど中学生か高校生でした。バブル経済の真っ只中でした。そしてそのさらに30年前はどうだったでしょうか。今からちょうど60年前なので1958年頃、終戦後まだ13年くらいしかたっていません。東京オリンピックまではまだ約6年あり、安保闘争の直前くらいになります。ここで私の父に登場してもらいましょう。私が高校生くらいにその30年前、父は大学生になるかならないかくらいだったでしょう。当時はまだテレビが白黒で、まだ各家庭に普及しているというほどではなく、服装も大学生はまだ詰襟の学ランを着ていたことは父から聞いたことがあります。高校生の私にとってはそれは全く別の国とも言えるくらいの違った環境で想像しにくい世界です。今度は私の長男に登場してもらいましょう。今から30年前のバブル期の日本は今とそれほど劇的な変化があったとは思えません。今の子供たちと同じようにコンピューターゲームで遊んでいました。テレビが生活の中に深く浸透していました。多少のトレンドの変化もあるでしょうが、こどもの私がその30年前の状況を振り返ったときの異質感を息子はそれほど感じないのではないでしょうか。ネットの普及が最も大きな変化かもしれませんが、現在、自分の息子が30年前の自分とそれほど違った生活をしているようには見えません。同じように中学に登校し、部活をし、ゲームをしていました。時代の変化はどんどん早くなり、年をとるにつれてついていくのが大変と感じる方も多いかもしれませんが、この60年間を振りかえってみると少なくとも今の日本は劇的な変化が起きなくなってきており、安定した状態を享受しているとも言えるのではないでしょうか。社会に劇的な変化をもたらすものはやはり戦争でしょう。また、戦争ほどではないでしょうが、自然災害も社会の変化にある程度、影響するでしょう。戦争を起こさず、また自然災害は避けようがないにしても備えを怠らなない、どちらも難しいことかもしれませんが、社会としてこの2つを目指すことが最優先事項となるではないでしょうか。

2018-05-12 23:29:13

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