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2019年3月1日号

2019年3月1日号

「寒い、寒い」としきりに言っていましたが、今シーズンは暖冬だったかもしれません。もう3月。昨年同様に桜が早く咲くのでしょうか。あんまり早く咲いてしまうのももったいない気がしてしまいます。
そういえば新しい元号の公表は4月初めではなかったでしょうか。あと1ケ月で新しい元号がわかる、なんだかドキドキしますね。

<かぜ情報>
3月初めの時点で、インフルエンザはほぼ終息といえるくらいになってきています。毎年A型に後にB型の小流行がくるのですが、今のところありません。
ウイルス性胃腸炎がやや増えています。
それから、小児で季節外れの手足口病がみられます。特定の保育園のようですが、昨年夏にあまり流行らなかった影響が今頃でているのでしょうか。
2月末から花粉症が始まっています。お薬で治療を希望の方は早めの受診をお勧めします。いったん「火がつく」となかなか抑えられなくなりますので。

<5月初めの十連休について>
今年は天皇陛下の即位などに伴い、カレンダーでは十連休となります。
当院では4月27日(土)は平常通りの土曜日時間の診療で、28日(日)~5月2日(木)を前半の休診とさせていただきます。5月3日(金)の1日は通常平日通りの診療とさせていただき、5月4日(土)~5月6日(月)を後半の休診とさせていただく予定です。

<糖尿病コーナー>
前回までちょっと難しいお話しが続いたので、今回は簡単にいこうと思います。血糖値は食事によるその上昇のスピードが問題になることは今までもたびたび触れてきたと思います。食後の血糖の上昇に対して本来、インスリンがちゃんと分泌され、なおかつ、そのインスリンがよく効いてくれれば、過度な血糖の上昇には至らず、すぐに血糖を下げることができます。ところが糖尿病になると自分で血糖を下げる力が残念ながら弱くなります。すると、食後の血糖の上昇のスピードに自分のインスリンがついていけず、血糖がある程度まで上がってしまうのです。血糖の上昇にインスリンの分泌がついていけない、とういうことであれば、ゆっくりと血糖が上昇するように食事をとるとなんとかついていけるようになり、過度な血糖の上昇は下げられるようになります。血糖の上昇のスピードを下げる方法でよく勧められるのが野菜を先にたべることです。野菜が先に胃や腸に入っていると後から摂取した食べ物の消化や吸収が遅れます。それによって血糖の上昇スピードも遅くなるのです。また、野菜を摂ることによって、早く満腹を感じるためその後の食事量も自然と減ることが期待されるのです。しかし、血糖の上昇スピードをもっとゆっくりにする方法があります。何のことはない、ゆっくり食べればいいのです。消化吸収が遅くなることは想像しやすいと思いますが、やはりこの方法でもより早く満腹感が得られるのです。脳には満腹感を感じる「満腹中枢」があります。最近ではこの満腹中枢に関する研究がすすんでいます。満腹中枢に働きかける様々な物質も見つかっています。満腹中枢には様々な神経もつながっています。その中の一つに、胃や腸の情報を直接伝える「迷走神経求心路」があります。胃や腸に食べ物が到達したという情報や消化吸収にともなう、胃腸の動きも情報として伝えるのです。これにより満腹を感じることになります。もちろん血糖値の上昇そのものも満腹中枢を刺激します。このうち、胃腸の動きがとても大きな刺激になることが分かってきました。ただし、胃腸は食べ始めてしばらくしてから活発に動き始めます。このタイミングに前では満腹感がまだないので、たくさん食べることができてしまうのです。逆にゆっくり食べることによってたくさん食べる前に満腹を感じるようになるわけです。このタイミングが大事なのです(他に噛むという咀嚼なども満腹感を刺激すると言われています)。ゆっくり食べるというのはとてもシンプルな食事のコツだと思います。是非、実践していただきたいです。

<院長の日記>
今年は大河ドラマが視聴率で苦戦しているようです。来年の東京オリンピックに向けてムードを盛り上げようとしているのでしょうか、日本のオリンピック黎明期で奮闘する人たちを描いているようです。大河ドラマを近頃は自分自身もほとんど見なくなりました。でも何となく気にはなります。もともと戦国時代が舞台だと視聴率は必ず上がるそうで、それ以外ではせいぜい明治維新でやっとだそうです。ちょっと安易な気もします。でも、もう60年近く続いているのでさすがに戦国時代ではネタが尽きてきているのではないでしょうか。ちなみに来年はなんと明智光秀が主人公だそうです。興味深いとは思いますが、ちょっと苦しい感じもします。そこで私が個人的に主人公におすすめの人物を一人挙げたいと思います。その名は九鬼嘉隆。伊勢の国のいわゆる海賊大名です。ちょっとご紹介させていただきます。九鬼家は伊勢の国志摩付近にかなり古い時代から続く家系で、海の交易や取りしまり(海賊まがいのこと)を生業とする地頭のような家柄でした。九鬼嘉隆は当主の次男として生まれましたが、父、兄、兄の長男が相次いで亡くなったために自らが当主となりました。血気盛んな性格だったようで、勢力を拡張して周囲の豪族を従えるようになりました。しかし、出る杭は打たれます。代々の国司として大きな力をもっていた北畠家(具教)とその他の豪族により、志摩の国を追われてしまいます。そこで助けを求めたのが急成長著しい織田信長でした。信長は近畿(畿内)の制圧に着手していましたが、伊勢の制圧にも乗り出そうとしていました。そのためにも何としてでも北畠具教を攻略する必要があったのです。嘉隆は信長の伊勢方面軍の責任者、滝川一益とともに北畠具教に挑み、北畠家は信長と養子縁組をして軍門に下ります。その後、嘉隆は信長の水軍として働くことになります。そして彼の人生のクライマックスを迎えます。それが村上水軍との戦いです。信長は今の大阪城と同じ場所にあった石山本願寺の攻略に手を焼いていました。立てこもる信徒を兵糧攻めにしたいのですが、毛利の水軍として敵なしだった村上水軍に制海権を握られていてどうしても大阪湾を封鎖できません。九鬼水軍も参加した第一回目の海戦でも惨敗します。そこで信長は嘉隆に船の装甲を強化して村上水軍の火矢を防ぐように命令します。嘉隆は信長に鉄で防御を固めた鉄甲船の建造を提案、費用はかかりますが信長は了承し早速造らせました。そして臨んだ2回目の海戦では見事、鉄甲船で村上水軍を撃破しました。信長亡きあとは秀吉に仕え、伊勢での海上での権利を認めてもらっていました。関ケ原の戦いの時には息子の守隆が東軍(徳川方)につき、自分は西軍にについて目覚ましい戦功をあげます。海上版真田家といったところでしょうか。ところが東軍が勝ってしまったため、嘉隆は覚悟を決め壮絶な自刃により最期をとげます。守隆の必死の命乞いにより家康からの許しを得たことを伝える使者は惜しくも間に合いませんでした。いかがでしょうか。海の戦闘シーンや今も多くの信者を擁する本願寺を敵として描くことにやや問題はあるかもしれませんが、海に生きる人達にフォーカスを当てるのも今までになかったものだと思います。NHKに投稿して提案してみましょうか? ちなみに白石一郎の「戦鬼たちの海」という小説がお勧めです。
 

2019-03-05 18:16:32

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