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2018年8月1日号

2018年8月1日号

7月の厳しい暑さはおそらくこれまで誰も経験したことのなかったレベルではないでしょうか。

しかし、それでも寒がりの私にとっては冬の寒さよりもずっとましでした。空調の効いている部屋で仕事をしていたからそう感じるのでは、という反論もあるかもしれませんがそれは冬も同じです。寒さも含む冬の気候自体がだめなのかもしれません。夏はむしろ空調の寒さがつらいです。このような暑さでも電車にのって外出するときは長袖の上着がないと不安になります。「酷暑」でも寒いよりまし、と思って過ごしている私はおかしいのでしょうか。

 

<かぜ情報>

特定のかぜというわけではありませんが、小児の高熱を初発症状とするかぜが散見されます。

まだ夏が始まったばかりですが、8月初めの時点で、手足口病やヘルパンギーナ、とびひなど夏に流行する感染症が今のところほとんどみられません。これも酷暑の影響かはわかりませんが何か今年は違います。(そういえば、虫刺されで受診される方も少ないです。虫も活動できないくらの暑さなのでしょうか)

 

<夏季休診のお知らせ>

8月11日(土)~815日(水)は夏季休診とさせていただきます。

811日は祝日、12日は日曜です)

 

<糖尿病コーナー>

以前から血糖は冬に上がることが多い、といったお話しをしたことがあります。寒くて運動できないし、年末年始などで飲食の機会が増えるからではないかとも述べました。かつて農村部の病院に勤務していたことがありますが、患者さんは農家の方ばかりのせいか、やはり夏に血糖は下がる人が多かったです。特に田んぼの仕事をしている場合は仕事の量の違いが季節によってはっきり出てきます。ところで、今年は春から当院の患者様の血糖が下がるのが目立ちました。皆さまは農家の方でもないし、お話しを聞いても食事や運動は特に変わってないとおっしゃる方が多いです。そこで考えたのが、これは気温のせいかもしれない、ということです。今年は寒かった冬があっさりと早く終わり春から気温が高い状態が続いています。血糖の高さと季節の変動に研究というのはこれまでのところあまりされていません。しかし、インスリン量の厳密な調整が必要な1型糖尿病では気温によって、インスリンの効きが微妙に変わるといことが本に記載されています。このことは案外知られていないようで、私も恥ずかしながらあまり意識していませんでした。インスリンの効きは「インスリン抵抗性」という言葉で我々は表現しています。インスリン抵抗性が高いということはインスリンの効きが悪いということです。インスリンの効きが悪いということは血糖が高くなりやすいということです。例えば運動をするとインスリン抵抗性が低くなり、血糖が下がりやすくなります。気温が高いと同様にインスリン抵抗性が低くなるようです。気温が高いということは運動したことと程度に違いがあると思いますが似たようなことが起きると考えると覚えやすいかもしれません。そういえば運動すると暑くなって汗をかきますよね。ちなみにインスリンはすい臓から分泌される大切な血糖低下ホルモンです。したがってインスリン注射の治療をしている人だけの話ではありません。科学的なメカニズムは解明されていませんが、熱で産生される特定の蛋白質がインスリン抵抗性を低下させるという説もあります。今年の春からの血糖コントロールの傾向については、気温によってインスリン抵抗性が変わるという風に考えると腑に落ちるような気がします。血圧も夏には明らかにさがります。近年の夏の気温上昇のせいか、夏には血圧の薬を減らすか中止するといった対処をすることが個人的に増えていると思います。血糖の季節変動に関しても気温の変動がより激しくなっているわが国ではこれからはより意識されてくるのかもしれません。ただし、これには個人差もありますので、あくまでも全体的な傾向と捉えるべきです。夏になるとかえって太りやすいという方もいらっしゃいます。また、夏になって汗をかくようになると血糖がいつも下がるようだ、と経験的に自分のことを把握されているかたもいらっしゃいます。
 

<院長の日記>

最近は電子書籍で本を読むことが増えました。ネットでワンクリックで購入でき、購入した瞬間からその場で読むことができます。実際の本は場所をとりますが、そのような心配はもちろんありません。それでも名著と呼ばれる本や難解な本は実際に購入しています。もともと自分の書棚は本でいっぱいなので、時々整理してある程度見切りをつけられる本はブックオフなどで売ってしまいます。本で家の中を狭くする時代ではもうないようです。

電子書籍は立ち読みして内容を吟味してから買うわけではないので、買って後悔するときも時々ありますがやっぱり便利です。軽い内容の新書や雑誌、小説、そして漫画を買って読んでいます。漫画は学生の時まではよく読んでいましたが、電子書籍を使うまではしばらく遠ざかっていました。今、よく読んでいる漫画はゴルゴ13(サーティーン)です。おじさん向けの漫画の定番なので、女性はこのタイトルを聞いただけでがっかりするかもしれません。でも、もう50年以上続いているロングセラーです。おじさんには人気があるんです。若いときはあちこちの病院に当直のアルバイトに行きましたが、どこの病院の当直室にもなぜか必ず置いてありました。ゴルゴ13という超一流スナイパーが主人公のハードボイルド漫画です。一話完結で読みやすいのですが、国際的な要人がターゲットとなることが多いだけにその時々の国際情勢をよく取材して描かれていて話に奥行が生まれています。ゴルゴ13はほとんどしゃべりません。そこがまたカッコいいところです。男が愛の言葉をベラベラしゃべる昨今のライトな漫画とは違います。ちなみにゴルゴ13は愛の言葉なんて絶対にしゃべりませんがなぜか女性にモテます。射撃の名手は当然ですが、絶対不可能と思われる依頼もやってのけます。私が読んだなかで一番すごいと思ったのはある復讐の話です(ここからはネタバレなのでご注意)。有名な女流ミステリー作家がゴルゴ13に挑戦状をたたきつけます。やはりゴルゴ13に恨みをもつ軍の将校の強力を得て、ゴルゴ13をわなにかけて殺そうとしますが、あとちょっとのところで失敗します。今度はゴルゴ13の復讐になるのですが、その女流作家は軍の基地がある小さな島にかくまわれます。島なので船か飛行機でしか近づけません。ゴルゴ13はまず小さな戦闘機と小さな島を買い付けます。そこに飛行場を作り、飛行機の整備士を雇います。そして近くを通りかかった軍の輸送機を乗っ取り、その輸送機の中に改造した小さな戦闘機を格納して女流作家のいる島に向かいます。島を守っている軍は同じ軍の輸送機なので油断して着陸させてしまいます。そのとき輸送機の扉が開いてゴルゴ13の乗った小型戦闘機が飛び出し、ついに女流作家のいる建物をあっという間に攻撃炎上させ目的を果たすのです・・・・。どうですか。ここまでついてこれましたか? すでにおじさんの長話になってますね。この辺でやめておきます。

2018-08-06 08:13:43

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